

私は検査センターの臨床検査技師から、求人広告を見て転職してきました。当時はCRCという職業は、知りませんでした。ただ検査センターのような深夜勤務はないしキャリアアップを目指して、「とりあえずやってみよう!」と思い立ちました。
生化学検査で何千という検体をみているのと、直接患者さんに接するのとでは違うなあと、ものすごく戸惑いましたね。そもそも人と接するのが苦手だったので検査センターに就職していたんですけど。CRCに転職したばかりの頃は、一日中、担当した患者さんのことばかり考えてしまって。「薬をきちんと飲んだだろうか」「あのあと具合はどうなっただろうか」と、その日の出来事を気持ちのなかで処理するのが精一杯でしたね。今では精神的な余裕も出てきました。
臨床検査技師の時は、休みにくい勤務体制でしたが、CRCは自分でスケジューリングできるようになれば、勤務日でないときは比較的、自由に休みが取れます。またサイトサポートの社風としても、長期休暇が取りやすいのがうれしいですね。
それからCRCは同僚が多いこと。職種や勤務先など、さまざまな経歴をもつ人が集まっているので、いろいろな話が聞けて楽しいです。よく親睦会も催しています。
想定外のことが起きることもあります。患者さんから「あの薬、効いたよ」と言ってもらえて嬉しくなるような治験もありますし、その逆のケースもあり、そんなときは気分が落ち込むこともあります。あるいは施設での人間関係など、メンタル的なことで悩むこともあります。そんなときは自分をもう一人の自分から見つめて「笑顔と割り切りが大切」と言い聞かせています。
私はもともと細かなことが気になるたちで、必ずしも向いているとは思ってないのですが、CRCになってから人と接する経験値が上がった気がします。自分でもかなり成長したと思います。
入社するとまず約2週間の導入研修があって、私を含む中堅社員が仕事を教えますので、安心してください。大切なのは、研修ではなかなか教えられない気配り、状況、相手によって臨機応変に対応ができるかどうか。たとえば笑顔が良くて人なつっこい、あいさつがきちんとできる、気が利くというような人なら、きっと信頼されるCRCになれると思います。