

前職で医療業界に飛び込むまでは、自分が会社員になることすら全然考えていなかったんです。在学中に夢を持ち、大学卒業後は美容の勉強をしてオーディションを受け、ヘアメイク事務所で仕事をしていましたから(笑)
しかしその後色々な事情で夢破れ、会社員として遅れてスタートを切りました。
最初は営業として、大きな規模の検査会社に入社しました。時間も内容も激務でしたが、そこで上司と先輩・仲間に恵まれ、たくさんのことを基礎から学びました。ここでサラリーマンの面白さを知ったんだと思います。
その会社では契約社員だったんですが、腰を据えてこの世界でキャリアアップを目指そうと、正社員での転職活動を始めました。その時に見ていた求人広告でSMAという業務内容に惹かれ応募を決意したんです。
業務が多岐にわたるため、入社してから検査以外、医学、薬理etc.と一から学ぶべきことが山ほどありました。私は出身が体育系だったので、「人体慣れ」しているという基礎だけはありましたけど(笑)。特に薬理の勉強は本当に苦労しましたね・・。
また、薬学以外でも専門的な部分で色々未経験だったことが多く、わからないことはひたすら調べ、人に聞き、時には担当の先生にも聞いてしまう!というやり方をひたすら繰り返しました。元々前職で医療機関の出入りは慣れていましたが、最初の頃は業務で分からないことが多く、OJTなどで先輩に同行してもらいましたが、半年くらいで一人立ちできるようになりました。
新規案件の話を受けたら、了承の元、医療機関の情報を製薬企業に提供し、製薬企業の選定を受けます。その後様々な調整や資料準備、IRBの運営、治験契約の締結から費用の請求管理と、医療機関が治験を行うためのさまざまな業務を行います。
SMAは1人あたり常時10施設ほど担当を持ち、CRCと組んで医療機関の治験実施をお手伝いしますので常に様々な領域の治験を抱えています。
「SMA」というと事務管理がメインと思われがちですが、実は営業的な役割がとても大きいんです。先生にただ「進んでますか?」と聞くだけでは、複雑な内容の治験はなかなか進みません。そこでいかに先生のモチベーションを上げ、、治験を捗らせるためのサポートが重要となります。
また、治験が終了した後でも次の治験依頼があった時にも引き受けていただけるよう、常に担当医療機関との深い関係を継続することも非常に大切です。
サイトサポートのSMAは、「提案型営業」と「法に則った事務管理」の顔を併せ持つ仕事だと思います。
一言でいうと担当する先生方にとっての「治験コンサルタント」になることです。
そのためにはまず、先生方との距離をどんどん近づけていくことですね。製薬企業が治験実施機関を決める段階では、様々な条件をクリアする必要があります。そのため場合によっては期限内に何度も足を運び時間を頂いてお話しなくてはいけません。毎日たくさんの他の業者さんが出入りする中、いかに自分との面会時間を多く作って頂ける環境を作るかによって迅速に対応し、実施に結び付けます。
次に、「提案力」を身に付けること。私たちは様々な法令を遵守して業務を行いますので、できる範囲は決まってきますが、この中で最大限先生に対して難しい治験でも実施して頂くための方法、環境づくりを提案でき、製薬企業には自分の担当施設が選ばれるように如何に魅力をアピールできるかを心がけて仕事をしています。
最近は、夜仕事が終わってから趣味のボクシングで汗を流しています。SMAは比較的自分でスケジュールが組める部分が多いので、アポイントの取り方次第で計画的に休みを取ることができますよ。GW、夏休み、年末年始の休暇は出来るだけ長く取ってリフレッシュしています。