仕事研究3−2 薬学部出身者のSMA仕事最前線

この仕事を選んだ理由

学内の就職セミナーでOGからSMO業界の説明を聞き、新薬を世の中に生み出すための治験に興味を持ちました。サイトサポート社は業績もよく、SMO業界自体も成長段階。会社といっしょに自分も成長できると思って選びました。

最初にやるのはこんな仕事

最初は契約書などの文書を大量に作ることから。治験費用の請求について医師に説明するための資料をパワーポイントで作ったりもしていました。入社2〜3カ月後、先輩について医療機関(病院・クリニック)へOJTに行きました。私の場合、別の部署に異動になった先輩の担当医療機関をそのまま引き継ぎ、入社9カ月後くらいからはひとりで医療機関をまわるようになりました。

印象に残っている仕事

治験依頼者から実施医療機関として選定され、治験が始まってから患者さんの数が足りないことが判明したケースがありました。被験者数を確保するため、新聞広告を出したり、医師にホームページで募集をかけてもらったり、さまざまな提案を行いました。最終的に治験が満了し無事契約できたときは、ほっとしました。大変だった分満足感もありました。

薬学部の学生にメッセージ

橘 未希
東京オフィス SMA担当

星薬科大学薬学部卒業後、2006年4月入社。現在、6つの医療機関を担当。常に4〜5本のプロトコールが進んでいる状態。薬剤師の資格あり。

仕事の進め方もコミュニケーションも自分次第。 医師も対等な立場で接してくれます。病院や調剤薬局に勤める薬剤師と違って、さまざまな医療機関に出入りし、さまざまな立場の人と接するので、コミュニケーションの幅が広がります。仕事はいい意味で細分化されていないので、「自分の仕事はココまで」という先入観を持たないでいれば、仕事の幅もどんどん広がります。薬学部出身であれば、薬学の基礎はしっかりできているので大丈夫。契約や検査のことなど、大学で学んだこと以外にも勉強することはいろいろありますが、すべて仕事に反映されるので、勉強することも楽しいしやりがいがあります。

先輩が語る!SMAの仕事の魅力

ズバリ、仕事のここが面白い!

SMAの仕事は多岐に渡りますが、治験の契約までと治験の開始までがいちばん忙しいですね。作成する契約書等は分厚いファイル3〜4冊にもなりますし、治験が始まってからも新たに必要書類が出てきます。それらの作成・ファイリング・保管はSMAの重要な仕事の一つです。治験の実施が決まると、CRCと日程調整をし、治験依頼者のスケジュールも確認しながらプロトコール説明会を開催。医療機関ではスタートアップミーティングを行います。医師、看護師、臨床検査技師、事務スタッフなど多くの人の日程調整をする。同時に何本もの案件が動いているので、それら一つひとつのスケジュールを把握し、書類を管理していくのです。準備がとても大変なので、大きな副作用もなく、治験が無事終了すると達成感を感じます。

SMAは患者さんと直接触れ合うことはないのですが「こういう症状で困っている患者さんはいませんか?」と医師に提案し、薬の魅力を感じてもらって、患者さんに投与してもらうことで関わっています。そういう、未来の薬、将来の薬の前段階で、先行して関われているということに、大きなやりがいを感じます。

中島 智士
東京オフィス SMA担当
アシスタントマネージャー

2004年、経済学部卒業。前職は医薬品の総合商社の営業(4年間)。